
引きこもりニートでも、ビルメンで働ける?
- ビルメンは、引きこもりニートでも働けるのか?
- 引きこもりニートにおすすめする、ビルメンの職場。
- 引きこもりニートがビルメンに転職する際、気を付けるべきこと。



ビルメン歴13年。
元引きこもりニートのビルメンくんが、こんな悩みにお答えします。
▼独立系ビルメンと、系列系ビルメンの違い▼


引きこもりニートでもビルメンで働ける理由


結論から言うと、元引きこもりニートでもビルメンで働けます。ではなぜ元引きこもりニートでも、ビルメンで働くことができるのか、以下で解説していきます。
理由①人間関係がドライ
どの職場でもそうですが、人間関係が一番大事ですよね。いざ、就職をしても、人間関係が悪いと全てが駄目になってしまいます。
僕もそうでしたが、人間関係が悪いと、いくら仕事が自分にあっていたとしても嫌になりますよね。
では、ビルメンの人間関係はどうなのか?
ビルメンの人間関係はドライなことが多いです。
ドライな職場は、人間関係が面倒な引きこもりニートが望むべき場所。そんな雰囲気がビルメンにはあります。



どうしてビルメンは、人間関係がドライなの?
ビルメンは、基本的に人の移り変わりが多い仕事。何年も同じ現場で仕事をしているような人は稀です。
移り変わりが多い職場は、次第に人に対してもドライになっていきます。



この人も、いついなくなるかわからないしな…。
このような考えになってしまいます。なので、ビルメンの人間関係はドライになりやすいです。
ドライな人間関係の職場は、引きこもりニートには居心地のいい場所になります。
理由②ビルメン業界は人手不足
ビルメン業界は、通年人手不足です。
どれくらい人手不足なのか?これには、全国ビルメンテナンス協会が2020年に行った調査結果があります。
ビルメンテナンス情報年間2020
このデータでは、「不足」が35.8%、「やや不足」が43.7%。
およそ8割のビルメン会社が人手不足ということです。
このようにビルメン業界は、常に人手不足。なので、今まで仕事歴がない引きこもりニートでも就職が容易になります。
僕も実際、ビルメンには職歴なしで就職ができました。
面接で試されたことは、最低限の受け答えができるかどうかくらいです。「会話ができればOKだったのではないか?」と思うレベルでゆるかったのを覚えています。
ビルメンの職場は、常に人手不足。とりあえず「入社させてから考えよう」と思っているビルメン会社も多いです。
引きこもりニートが就職をするには、ビルメンはかなり難易度が低いです。
理由③残業がなく、自分の時間を持てる
ビルメンは基本的に残業がありません。
なので、少しでも早く帰りたい引きこもりニートにとって、ビルメンは願ってもない職場です。
残業がなければ、自分の時間を有意義に過ごせます。
僕がビルメンに就職して13年。



仕事が忙しくてプライベートの時間がない…。
なんて思ったことは皆無です。
ビルメンは残業が無く、プライベートに時間を費やすことができます。
理由④無資格でも大丈夫
ビルメンに就職するのに、資格は必要ありません。無資格でもビルメンで働けます。
実際僕もビルメンで働くときは、無資格でした。
そもそもですが、ビルメンの資格を持っていることはかなりレアです。
有名な4つの資格を挙げると、
- 第二種電気工事士
- 第三種冷凍機械責任者
- 危険物取扱者乙4
- 二級ボイラー技士
どうでしょう?聞いたことがあるでしょうか?
あるとしても、危険物取扱者乙4くらいではないでしょうか?
特に「第三種冷凍機械責任者」と「二級ボイラー技士」なんて資格を、僕はビルメンをやる以前、以後も他で聞いたことがありません。
それくらいレアな資格です。なので、多くのビルメン会社は、



資格はあるに越したことはないけど、無くてもしょうがないよね。
必要なら入ってから取ればいいよ。
幹部候補などの募集でなければ、一般のビルメンに資格は求められません。
無資格でもビルメンで働くことはできます。
理由⑤未経験でも大丈夫
ビルメンは未経験でも働けます。
そもそもですが、ビルメンは大手のビルメン会社を除き、中途採用がほとんどです。
中途採用がほとんどなので、おのずと未経験な人が多くなります。



ビルメンは、未経験でもできる仕事内容なの?
はい、できます。ビルメンの仕事内容は、日常生活に毛が生えたくらいの業務になります。
専門的な仕事もなかにはありますが、内容はどれも簡単。ビルメンに求められる能力は、さほどありません。


引きこもりニートにおすすめのビルメンの職場選び


ビルメンは引きこもりニートでも、働くことは可能です。
では、実際どんなビルメン会社を選べばいいのでしょうか?



ビルメン会社の選択は重要です。
慎重に選択することをおすすめします。
おすすめ①小さなビルメン会社(独立系)
引きこもりニートにおすすめしたいビルメン会社は、小さなビルメン会社です。
独立系、系列系の違いを知りたい方はこちら
そもそもですが、大手ビルメン会社は未経験者や、無資格では入れません。そのうえ、仕事内容もきつくなるのでおすすめできません。
なので、引きこもりニートがビルメンに就職するなら、小さなビルメン会社一択です。



小さなビルメン会社って言われてもよくわからないよ…。
こう思われると思います。
小さなビルメン会社を見分けるコツは給料と、休日数です。
小さなビルメン会社(独立系) | 大手ビルメン会社(系列系) | |
---|---|---|
給料 | 20万円以下 | 20万円以上 |
年間休日数 | 110日以下 | 120日以上 |
かなり簡略化しましたが、こんなところです。
小さなビルメン会社は休みが少なく、給料も安い。一見するといいとこなしですがそんなことはありません。
小さなビルメン会社は、仕事がとにかく楽です。大手ビルメン会社はその逆、仕事内容がハードになります。
引きこもりニートが目指すべきは、無理なく仕事ができる小さなビルメン会社です。
おすすめ②新しい現場
ビルメンの職場を選ぶ際に必要なこと。それは実際に働く現場が新しいことです。
なぜなら、新しければ新しいほど仕事が楽になるからです。
ビルメンの仕事は、主に設備機器の点検と整備です。設備機器とはどんなものがあるか。
- ボイラー
- 冷温水発生機
- 空調機器(エアコン等)
- ポンプ類
- 貯湯槽
- 水槽施設
上記に挙げたものは、ほんの一部。実際はあらゆる設備機器が、ビルメンの点検や整備の対象になります。



こんなに色々な機械を見るの?
なんか大変そう…。
そうです、実際ビルメンが見る設備機器は多種多様です。なので、機械は新しければ新しい方が良いのです。
その方が、故障することも少なくなるので点検や整備が楽になります。
逆に、古い設備しかないような現場に行くと、大変です。設備が古いため故障しやすくなる為、ビルメンがする仕事も多くなってしまいます。
僕が実際ビルメンに転職した際の現場は、築30年だったため、仕事が比較的多い現場でした。良い経験にはなりましたが、今思うとなかなか大変だったという思い出があります。
なので、まずビルメンを始める際は、新しい現場がおすすめです。
まとめ


この記事では、引きこもりニートがビルメンで働ける理由と、おすすめの職場を紹介しました。
引きこもりニートがビルメンで働ける理由
- 人間関係がドライ
- ビルメン業界は人手不足
- 残業がなく、自分の時間を持てる
- 無資格でも大丈夫
- 未経験でも大丈夫
おすすめの職場
- 小さなビルメン会社(独立系)
- 新しい現場
ビルメンは引きこもりニートでも働ける。そして社会復帰という理由でも、ビルメンという仕事は最適です。
なぜなら、僕のような元引きこもりニートでも、ビルメンではやっていけています。



ビルメンはとにかく仕事が楽。
一度ビルメンという仕事を検討してみてください。
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