ビルメンテナンスの仕事内容3選

ビルメンテナンスと聞いて皆さんはどんな事を思い浮かぶでしょうか。
おそらくほとんどの人は全く分からない、ピンと来ないという人がほとんどでしょう。
僕も実際勤めるまでビルメンテナンスという名前の仕事がある事すら知りませんでした。
それほどビルメンテナンスという職種は認知度が低い職種です。
では実際どのような事をしている人達がいるのか。
その仕事内容を大きく分けて3つ紹介したいと思います。
清掃業務

まず一番に清掃業務です。
分かりやすいですよね。ビルをメンテナンスするという言葉が一番合うのがこの業務でしょう。
仕事内容は文字通り清掃です。施設を清潔に保つ事がお仕事です。
皆さんも目にした事がある施設の清掃員がそれです。
イメージとしては清掃のおばちゃんを思い浮かべる人も多いでしょう。
高齢の方がやっているイメージが多い仕事ですが、内容は主に体力仕事です。
なので意外と若い人もやってたりします。
外国人技能実習という制度がある為、外国人の方を見かける事もあるでしょう。
軽く見られがちですが、なくてはならない仕事の一つです。
設備管理業務

実はビルメンテナンスというと大体がこの設備業務の事を指すことが多いです。
というのも他の業務は先に挙げた清掃業務はそのまま清掃のお仕事。
警備業務はそのまま警備のお仕事として認識されている為、わざわざこの二つの業務をビルメンテナンスと言う人はあまりいません。
しかし設備業務に関してだけは設備のお仕事。といってもよく分かりませんよね。
実際は違うんですが、ビルメンテナンスと設備業務は一緒くたにされている事が多いです。
仕事内容は多岐にわたります。大まかに分けると
- 空調設備(エアコンなど)
- 電気設備(照明、コンセントなど)
- 給排水設備(蛇口など)
- 消防設備(感知器など)
が主に挙げられます。おまけで衛生設備、昇降機設備なんかも含まれます。
こういった設備の保全、管理、点検業務にあたります。簡単に言うと設備がちゃんと動作するかの確認作業ですね。
私も実際やっている業務はこの設備管理に当たります。
行う業務自体は難しい事はあまりありませんが、色んなジャンルの知識を広く知る必要があります。
こういうと難しい業務に感じますが、取りあえずは必要な知識は広く浅くでも十分勤められます。
というのも先に挙げた設備の仕事内容ですが、仮にエアコンが壊れたとしても設備員さんが直せる事は限られてきます。いいとこ応急処置くらいでしょう。
なので難しい機械のトラブルなんかはほぼ専門の業者さんに頼ることになります。
勤めている現場にもよりますが、そういった業者の対応も設備員さんが行う場合があります。
ただ設備管理の仕事は本当に多岐に渡るので、また別の記事で詳しく紹介したいと思います。
警備業務

皆さんも施設等で目にする事が多い警備員さん。
この方たちもビルメンテナンス業務を行う人の一人です。
ただ警備業務には目的によって行う業務が違う為、警備を行う全ての人がビルメンテナンスに携わっている人かというとそうではありません。
警備業務にも種類があり
- 施設警備(1号業務)
- 交通、雑踏警備(2号業務)
- 輸送警備(3号業務)
- 身辺警備(4合業務)
この4つが挙げられます
他にも機械警備(5号業務)とよばれるものもありますが、これはあくまで1号業務の枠に入るようです。
CMで有名なALSOKさんのホームセキュリティがそれにあたりますね。
この中でビルメンテナンスとしてあたる業務は1号警備の施設警備です。
商業施設であったり病院の入り口で、人の出入りをチェックしている姿は皆さん見たことがあるかと思います。
一見ビルメンテナンスという言葉があってないような気もします。
ビルそのものをメンテナンス(保守、管理)するというよりも、ビルにいる人たちの安全を確保するのが主な業務ですね。
この方たちがいることによって、犯罪の抑止、防止につながるので非常に重要な」業務となります。
まとめ
以上がおおまかになりますがビルメンテナンスの仕事内容3選となります。
ビルメンテナンスという職種は他にもいくつか業務が存在します。
意外なところではビルの受付の女性なんかもビルメンテナンスという業務の一員になります。
今回は代表的な3つの仕事内容を紹介しました。
私の仕事内容が設備管理なのでこれからは設備管理を中心とした記事を書きたいと思っております。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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